フレディ・マーキュリー展覧会チラシより
私が QUEEN を聞きはじめたのはつい最近のこと。それまでは「名前くらいは聞いたことがある」程度で、まったくと言っていいほど QUEEN のことは何も知りませんでした。 ある日ふとしたことから「ボヘミアン・ラプソディ」に聞き入り、気がついたら CD を七枚も立続けに買っていました。(ケチんぼの私が!) なぜそんなにハマったのか、それは一言で言えばフレディ・マーキュリーの音楽性です。歌うために生まれてくる人がいるとすれば、まさに彼がその人ではないでしょうか。 フレディ・マーキュリーのことが語られる時、彼のパフォーマンス性やカリスマ性、ゲイ的なビジュアルなどが主に言われますが、残念ながら私はリアルタイムで QUEEN を見ていたわけではないのでそのあたりはよく分かりません。 純粋に彼の歌声を聞いてフレディ・マーキュリーってすごい!と思うようになったわけですが、もし逆に彼等のビジュアル面をリアルタイムで目の当たりにしていたら、音楽はこんなにすんなりと心に入ってこなかったかもしれません。(なんといってもオカマ+あのコスチュームですから・・・) 先日、渋谷パルコで行われていた「フレディのラプソディカルな人生を綴る展覧会」を見てきました。ライブの写真やプライベート時の写真などなど、ほとんど初めて見るものばかり。「すごい出っ歯だなぁ〜(特に幼少時が)」などと感心しながら見て回りました。ライブの彼はやっぱりかっこいい。ジャケ写やプライベート時の表情などはやはりどこか女性的、いわゆるゲイっぽいのですが、ものすごくシャープで尖ったガラスのような繊細さが感じられます。ゲイならではの感性のようなものなのでしょうか。あらためてフレディ・マーキュリーってすごかったのだなぁ、と感心しまくっていました。 狭い会場内はフレディを愛する人たちで混みあっていて、ちょっぴりコワかったです。ずっと私の前にいた皮ジャケットの男性二人は写真一枚一枚全部について熱〜く語っていらっしゃいました。ひぃ〜 フレディ・マーキュリーの書く曲は、歌詞も印象的です。 おそらく QUEEN の一番ヒットした曲(少なくとも日本では一番メジャーな曲)は「ボヘミアン・ラプソディ」だと思いますが、この曲のオペラ楽曲風の構成の凄さもさることながら、私はこの歌詞の方が衝撃的でした。 アルバム「オペラ座の夜」からここにその一部を転載させていただきます。
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