2001年2月の Favorite !! は

紅茶

子供の頃から朝食はトーストと紅茶、と決まっていて、砂糖とミルクをたっぷり入れたミルクティーが大好きでした。大人になってから紅茶にもいろいろな種類のあることを知り、さらにたくさんのメーカーがあることも知りました。紅茶といえどもなかにはかなり高級なものもあり、いくつも買って試すことはなかなかできませんよね。そこで今月は、私が買って大成功だったものや、いただいておいしかったもの、人のお宅でいただいて名前をひかえさせてもらったものなど、nami オススメの紅茶をご紹介します。

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ウィッタード
Whittard　OF CHELSEA

イギリスのメーカーです。紅茶は香りを楽しむもの、ということをウィッタードの紅茶を飲んで知りました。 以下に紹介するフレーバーティー以外にも、写真にあるアールグレイ、アフターヌーンティーを試してみましたが、 どれもその香りは最上です。
缶のラベルには、種類によってさまざまな紅茶の器の絵が描かれています。ほかに、写真のようなバースデイ缶や 四季バージョンの缶など、目でも楽しめるかわいい絵ばかりです。

ウィッタードで初めて買ったのがこのピーチ・ティーです。ピーチの紅茶、ということで、買う前は 半信半疑でした。よく、粉末のレモン紅茶などが売っていますが、それらは作ったようなへんな香りが 鼻につき、味は甘みでごまかしているというようなものが多いので、このピーチティーもへんな香りが するのでは、とちょっぴり疑っていたのです。
　しかし、缶を開けた瞬間にびっくりしました。香りはまさにもぎたての桃そのものなのです。 そして、この感動で一気にウィッタードのファンになってしまいました。

＊ローズ＊

職場で、ある方が休憩時間に紅茶を入れてくれたことがありました。そのとき、その香りに感激して 種類をお聞きしたところ「ウィッタードのローズティー」という答えがかえってきて、なるほど！と 合点しました。ウィッタードのピーチティーを初めて飲んだときの感動がよみがえってきて、 さすがはウィッタードだ、と感心し、さらにウィッタードのファンになったことは 言うまでもありません。
強い香りでありながらくどくなく、甘く気品のある香りです。

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マリアージュ・フレール
MARIAGE FRERE

フランスの紅茶メーカーです。ショップ＆サロンは、一歩踏み込むのにちょっと躊躇してしまうような 高級感があります。（私はサロンには入ったことがありません。勇気がありませんでした・・・）
ショップではたくさんの種類の紅茶を量り売りしています。あこがれのあの黒い缶はもちろん、別売りです。 （缶を買わない場合は袋に入れてくれますヨ）

マリアージュ　フレールで一番人気のフレーバーティーです。甘くて強い香りが特徴。茶葉に 花びら（たぶんバラ）が混ざっています。
最初に飲んだときは、これが紅茶？！と思わせるほどの衝撃でした。たとえは悪いですが、まるで チューインガムを食べているくらいの強く甘い香りなのです。それでいてすっきりと上品な 香りは、フレーバーティー好きの方にはぜひ一度試していただきたい一品です。

＊アールグレイ・インペリアル＊

マリアージュ　フレールのアールグレイ・インペリアルは、まさに紅茶の王様といっていいような風格が あるように思います。
１００グラム２０００円を超えるお値段は、自分で飲む用に買うのにはかなり大冒険ですよね。しかし、 これは一度は試してみる価値あり、です。お湯をそそいだときに部屋中にただよう香りは、鼻を通って 脳の中心まで突き抜けるような、ストレートですばらしい香りです。
アールグレイの香り漬けには、ベルガモットという柑橘類が使われています。 ベルガモットは、アロマテラピーでは不安や緊張を解きほぐす、孤独感をなくす、などの効果があるといわれていますが、 マリアージュ　フレールのアールグレイを飲むティータイムは、そんなアロマテラピー効果と究極の満足感が 入り交じった、最高に幸せな瞬間です。
マリアージュ　フレールには、アールグレイだけで１２種類もあるそうですが、このアールグレイ・インペリアルが 一番人気のようです。